トラウト復帰のエンゼルスが完封勝利 大谷翔平3打数0安打1四球

【エンゼルス1-0タイガース】@コメリカ・パーク

エンゼルスは2回表にジャレッド・ウォルシュの15号ソロで先制すると、先発のパトリック・サンドバルが安定感抜群の素晴らしいピッチングを披露。97球で9イニングを投げ抜き、マイナー時代を含めても自身初となる完投&完封をマークした。1対0でタイガースを破ったエンゼルスは快投のサンドバルが4勝目(8敗)を挙げて自身7連敗をストップ。タイガース先発のマット・マニングは好投するも今季初黒星(0勝)を喫した。

故障者リスト入りしていたマイク・トラウトが戦列復帰したエンゼルスは、1番に大谷翔平、2番にトラウトを起用。この2人から得点が生まれることはなかったが、トラウトは3回表の第2打席で復帰後初安打を放った。2回表にウォルシュが15号先制ソロを放つと、先発のサンドバルは5回までに3安打を許したものの、2本の併殺打を打たせるなど二塁を踏ませない快投。7回裏から8回裏にかけて五者連続三振も記録した。結局、97球で9イニングを投げ抜き、3安打完封で「マダックス」を達成。被安打4、奪三振9、無四球という見事なピッチングだった。

トラウトの復帰により「1番・DH」に戻った大谷は、初回の第1打席でセカンドゴロに倒れたあと、3回表の第2打席は四球を選んで出塁。5回表の第3打席は空振り三振、8回表の第4打席も空振り三振に倒れ、3打数0安打1四球2三振で連続試合安打は5でストップした。今季の打率は.263、OPSは.871となっている。

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