地球温暖化対策につながる“賢い選択”を推進する「COOL CHOICE(クールチョイス)とちぎ」をPRするため、県は19日までに、県内七つのプロスポーツチームの選手計15人をアンバサダーに委嘱した。選手たちは交流サイト(SNS)などで、県民が取り組める情報を発信していく。
アンバサダーに就任したのは宇都宮ブレックスの遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)選手、栃木SCの森俊貴(もりとしき)選手、HC栃木日光アイスバックスの石川貴大(いしかわたかひろ)選手、栃木ゴールデンブレーブスの宇賀神聖(うがじんせんと)選手、栃木シティFCの赤澤蓮(あかざわれん)選手、宇都宮ブリッツェンの小野寺玲(おのでられい)選手、那須ブラーゼンの選手一同。期間は来年3月末まで。
県は温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の2050年実現に向け、21年度にアンバサダーの委嘱を始めた。遠藤選手と森選手は再任。チームの公式ツイッターで就任を報告するなど、早速クールチョイスをPRした選手もいる。
県が5月に実施した県民向けのネットアンケートで、クールチョイスを「実践している」と答えた人は16.5%にとどまり、「初めて知った」という人が64.5%を占めた。県気候変動対策課は「さまざまなツールを使って認知度を上げ、実践のきっかけにしてもらいたい」としている。