コールが4失点でヤンキース3連敗 ブルージェイズと7ゲーム差に

【ブルージェイズ5-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは1点リードで迎えた5回表にエース右腕のゲリット・コールが2本のタイムリー二塁打を浴びて一挙4失点。今の打線には3点のビハインドを跳ね返す力はなく、ブルージェイズに2対5で敗れて3連敗となった。この結果、2位・ブルージェイズと7ゲーム差に。ブルージェイズ2番手のアダム・シンバーが9勝目(4敗)、6番手のイミ・ガルシアが今季初セーブをマークし、コールは6回5安打4失点で6敗目(9勝)を喫した。

ヤンキースは2回裏にエステバン・フロリアルのタイムリーで1点を先制。しかし、先発のコールが5回表に一死1・2塁のピンチを招き、ブラッドリーJr.に逆転の2点タイムリー二塁打を浴びた。さらに2本の内野安打で一死満塁とピンチが広がり、アレハンドロ・カークにも2点タイムリー二塁打を献上。この回4失点で3点ビハインドの展開となったが、打線に元気がない今のヤンキースには3点のビハインドは重すぎた。

走者こそ出すものの、打線が全く繋がらず、8回裏先頭のグレイバー・トーレスの18号ソロで1点を返すのが精一杯。9回表に4番手のアルバート・アブレイユがマット・チャップマンにダメ押しの24号ソロを被弾し、2対5で敗れた。これで明日の最終戦を残してブルージェイズとの首位攻防4連戦の負け越しが決定。試合後、アーロン・ブーン監督は「我々はよりよいプレーをしなければならない」とチームの苦しい現状について語った。

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