5万号紙面で絵本の帽子できた! 岡山県立美術館「かこさとし展」

5万号紙面を使って帽子作りに挑戦する親子

 絵本作家かこさとしさんの原画などを展示する「かこさとしの世界展 だるまちゃんもからすのパンやさんも大集合!」を開催中の岡山県立美術館(岡山市北区天神町)で21日、同日付の山陽新聞紙齢5万号紙面を使って帽子を作る催しがあり、親子連れらが楽しんだ。

 人気作「だるまちゃんとうさぎちゃん」には、新聞紙で「うさぎのぼうし」を作るシーンが描かれている。帽子作りは会期中常時行われ、この日は節目の紙面と5万号を伝えるパネルが用意された。参加者は作り方を確認しながら新聞紙を折ってうさぎの耳を仕上げるなど、家族で教え合って完成させた。

 家族4人で訪れた岡山市立芳田小3年の女児(9)は「こつをつかんだらあんまり難しくなかった。絵本に出てくる帽子を作ることができ、楽しい」と喜んでいた。

 展示は同美術館、山陽新聞社が主催。かこさんの原画、下絵など約170点を紹介している。28日まで。22日は休館。

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