女性支援相談900件超 生理用品配布、広がる輪 宇都宮の「つなサポ」

済生会宇都宮病院で生理用品を仕分けするスタッフ

 【宇都宮】生理用品の配布を通して困難を抱える女性を支援する市の「つながりサポート女性支援事業」で、済生会宇都宮病院が受け付けた相談件数は21日までに900件を超えた。同病院と連携する協力団体も市内70団体以上に拡大した。事業開始から9月で1年。長引く新型コロナウイルス感染症の影響に加え、急激な物価上昇でさらに苦しい生活に追い込まれている女性もいるとみて、支援の輪を拡大したい考えだ。

 

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