レンジャーズ快勝 有原が7回途中4安打無失点の好投で今季初勝利

【レンジャーズ7-0ツインズ】@ターゲット・フィールド

レンジャーズは今季2度目の先発登板となった有原航平が7回途中まで71球を投げて被安打4、奪三振3、無四球、無失点と安定したピッチングを披露。打線も試合終盤に得点を重ね、ツインズに7対0で快勝した。有原は今季初勝利(1敗)をマークし、レンジャーズ2番手のテイラー・ハーンが打者9人をパーフェクトに抑えてメジャー初セーブ。ツインズ先発のジョー・ライアンは7回途中2安打2失点と好投したが、6敗目(9勝)を喫した。

有原の好投に応えたいレンジャーズ打線は、4回表にマーカス・セミエンの19号ソロで1点を先制。7回表には一死3塁のチャンスを作ってツインズ先発のライアンを降板に追い込み、2番手のトレバー・メギルからブラッド・ミラーとセミエンがタイムリーを放って3点を追加した。8回表は3番手のエミリオ・パガンからナサニエル・ロウが18号ソロを放ち、9回表にもミラーのタイムリーとセミエンの犠飛で2点を奪ってダメ押し。終わってみれば、ポストシーズン争いを続けるツインズに7対0で快勝した。

有原は6回までわずか2安打、走者を得点圏に進めたのは4回裏の1度だけという安定したピッチングを披露。6イニングをわずか65球で投げ抜き、完投ペースで好投を続けていたが、7回裏先頭から2連打を浴びてマウンドを降りた。2番手のハーンがピンチを切り抜けたため、有原に失点は記録されず、6回0/3を無失点に抑えて嬉しい今季初勝利。2度の先発登板を終えて、防御率は2.31となっている。

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