バスケットボールB1宇都宮ブレックスは21日、ブレックスアリーナ宇都宮でファンクラブ会員を対象とした公開練習を行った。
新型コロナウイルス下では初の開催。練習には日本代表候補に選出された比江島慎(ひえじままこと)やニュージーランド代表合宿に参加中のアイザック・フォトゥらを除く11人が参加した。
選手らはフルコートでの対人練習などで約1時間半、汗を流した。来場したファン約300人はコートサイドと2階席から迫力ある選手たちの動きを写真に収めるなどし、新加入のヤン・ジェミンや笠井康平(かさいこうへい)がシュートを決めると大きな拍手が沸き起こった。
練習後には選手と佐々宜央(さっさのりお)監督が今季に向けた抱負などを語り、サイン入りグッズが当たる抽選会も開かれた。十年来のファンという宇都宮市幸町、田辺義博(たなべよしひろ)さん(65)は「選手たちの動きもなかなか良かったし連覇への期待が高まりますね」と笑顔を見せた。
この日は前富山のジュリアン・マブンガも練習に合流。別メニューながら声でチームを鼓舞し、ジョシュ・スコットやヤンらとコミュニケーションを取っていた。