演技力が認められ難役に挑むキンプリ・髙橋海人

人気グループ・King&Prince(キンプリ)の髙橋海人が、10月スタートのテレビ朝日系オシドラサタデー「ボーイフレンド降臨!」で主演を務めることを、各メディアが報じた。

同作は、35歳、アラフォーに突入してもなお恋も仕事もイマイチな2人の女性と、23歳の記憶喪失の青年による12歳差のトライアングル・ラブコメディー。

今作がドラマ初主演の髙橋が演じるのは、謎多き記憶喪失の青年・アサヒ。記憶を失うだけでなく二人の年上女性の恋と人生に変革をもたらすという難しい役どころだという。

主人公と三角関係になるダブルヒロインは、女優の桜井ユキとフリーアナウンサー・田中みな実が演じる。

髙橋は、「最初は大丈夫かなとか背負いきれるかなとも思いましたが、今はとにかく楽しみでしかないです」とコメント。ラブコメも初挑戦となるが、「これまで僕が吸収してきたものをすべて発揮して、自分の看板になる作品に出来たら」と意気込んでいるという。

「髙橋といえば、ドラマ『ドラゴン桜 第2シリーズ』(TBS)、『未来への10カウント』(テレビ朝日)でいずれも高校生の生徒役を演じたが、長身ということもあり存在感を発揮し好演が光った。その〝実績〟もあったことから、新しいドラマでは、なかなかの難役に抜てきされることに。桜井は演技派として知られるので、学ぶことも多いのでは」(テレビ局関係者)

キンプリのメンバーでは、永瀬廉の主演ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」が日本テレビ系で放送中。平野紫耀が10月期のTBS系ドラマ「クロサギ」に主演が決定。ほかのメンバーの俳優業も髙橋にとっては刺激になっているはずだ。

ドラマが発表されたが、髙橋が出演する、直木賞作家・池井戸潤さんの原作を実写映画化した「アキラとあきら」が今月26日に公開。すでにWOWOWでドラマ化されているだけに、原作のファンは見比べることになりそうだ。

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