任期満了に伴う岡山県新庄村長選は23日告示され、7選を目指す現職の小倉博俊氏(74)、元同村議で新人の高田利治氏(69)がいずれも無所属で、立候補した。2018年の前回は無投票で14年以来8年ぶりの選挙戦となった。
第一声で小倉氏は「人口減に歯止めをかけ、地域が持続していくよう住みよい村を目指す」、高田氏は「信頼される行政に変えて、誰もが安心できる村づくりを進めていく」と、それぞれ支持を訴えた。
同村は「平成の大合併」を見送って単独村制を継続し、今年で村制150年。人口減少や高齢化が進む中、基幹産業の農林業振興や若者の定住に向けた雇用創出、高齢者福祉の充実などが急務となっている。
議員辞職に伴う村議補選(欠員1)も告示され、無所属新人2人が立候補した。
投票は28日午前7時~午後6時に村公民館で行われ、同6時半から村創生センターで即日開票される。
有権者数(22日現在)は732人(男344人、女388人)。
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村議補選の立候補者は次の通り。氏名、年齢、所属政党、現元新の別、主な肩書・職業の順。
◇新庄村議補選◇
(届け出順、欠員1―立候補2)
三船八寿子 67 無新 農業
稲田 晴江 39 無新 飲食業