秋の声、まだ聞けず 23日「処暑」も各地で真夏日

青い空とのコントラストが鮮やかなハイビスカス=長崎市脇岬町

 きょう23日は二十四節気の一つ「処暑」。暑さが峠を越えるころとされるが、長崎県内は各地で最高気温が30度を超える厳しい暑さが続いている。
 長崎市脇岬町の沿道には、温暖な気候を生かして十年ほど前に地植えされた熱帯花木、ハイビスカスの花が咲き誇り、弱まる気配のない太陽の光を歓迎しているかのよう。
 友人とドライブに訪れた女性は「秋の声も聞こえない真夏の景色。早く過ごしやすくなってほしいけど、我慢の日が続きそうですね」と流れる汗をぬぐっていた。

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