プホルスの693号決勝弾でカージナルス8連勝 鈴木は3打数0安打

【カージナルス1-0カブス】@リグリー・フィールド

7連勝中と好調のカージナルスは、今日から宿敵カブスとの5連戦(ダブルヘッダー含む)がスタート。その初戦はアルバート・プホルスとジョーダン・モンゴメリーの活躍で1対0の完封勝利となり、連勝を今季最長の8に伸ばしてシーズン70勝に到達した。モンゴメリーはメジャー初完投をわずか99球の1安打完封で飾り、今季メジャー2人目の「マダックス」を達成。カブス先発のドリュー・スマイリーは好投するも7敗目(5勝)を喫した。

今季最長の8連勝となったカージナルス。「打」のヒーローはプホルス、「投」のヒーローはモンゴメリーだった。プホルスは両軍無得点で迎えた7回表に高めのボール球を弾き返し、左中間スタンドに突き刺さる14号先制ソロ。この試合の決勝点となったこの一発が通算693本目のアーチとなり、史上4人目の通算700本塁打達成まであと7本に迫った。一方のモンゴメリーは3回裏二死からクリストファー・モレルに二塁打を浴びたが、9回99球を投げて許した走者はこの1人だけ。チームを1対0の完封勝利に導く快投を見せた。

カブスの鈴木誠也は「4番・ライト」でスタメン出場したが、2回裏先頭の第1打席はセンターフライ、4回裏二死走者なしの第2打席もセンターフライ、7回裏二死走者なしの第3打席はショートゴロで凡退。快投を見せたモンゴメリーの前に3打数ノーヒットに終わり、今季の打率は.247、OPSは.738となっている。

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