新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県茅ケ崎市は23日、同市保健所管内(同市、寒川町)で80代~100歳以上の男女3人の死亡と、260人の感染が確認されたと発表した。
死亡した100歳以上の女性はクラスター(感染者集団)が発生している寒川町の高齢者施設の入所者。17日に陽性が判明し、19日に亡くなった。基礎疾患の有無は不明という。
80代男性は、クラスターが発生している茅ケ崎市内の高齢者施設の入所者で、13日に陽性が確認され、17日に死亡した。基礎疾患があったという。
80代男性は、市内の高齢者施設の入所者。19日に陽性が分かり、21日に管外の医療機関で亡くなった。基礎疾患があったという。3人とも死因は新型コロナだった。
感染者の症状別では中等症3人、軽症186人、調査中71人。市内在住が194人(市外在住含む)、寒川町在住が66人だった。
市によると、市内の高齢者施設で職員1人の陽性が判明。感染者が計6人となったため、市はクラスターと認定した。また、市内の医療機関でも職員1人の陽性が分かり、感染者が計5人に達したため、市はクラスターと認定した。