ブルージェイズ快勝 澤村1回1失点、菊池は乱調で1回投げ切れず

【ブルージェイズ9-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

ブルージェイズは1点を先制された直後の3回表に打線が繋がり、打者12人を送り込む猛攻で一挙8得点。見事な集中打で一気に試合を決め、レッドソックスに9対3で快勝した。ブルージェイズ先発のロス・ストリップリングは先制こそ許したものの、6回6安打1失点の好投で6勝目(3敗)をマーク。レッドソックス先発のジョシュ・ウィンコウスキーは3回途中6安打6失点でノックアウトされ、7敗目(5勝)を喫した。

2回裏にエンリケ・ヘルナンデスのタイムリーで先制されたブルージェイズは、3回表先頭のジャッキー・ブラッドリーJr.が二塁打でチャンスメイクし、二死後にルルデス・グリエルJr.が同点のタイムリー二塁打。その後、テオスカー・ヘルナンデスのタイムリー、マット・チャップマンの押し出し四球、キャバン・ビジオの2点タイムリー、ジョージ・スプリンガーの3点タイムリー三塁打と一気に攻め、大量8得点のビッグイニングとなった。7回表にはブラッドリーJr.のタイムリーで1点を追加。7回裏と9回裏に1点ずつを返されたが、9対3でレッドソックスを破った。

レッドソックスの澤村拓一は7点ビハインドの7回表に4番手として登板し、二塁打と四球で一死1・2塁のピンチを招いてブラッドリーJr.のタイムリーで1失点。1回2安打1失点で今季の防御率は3.33となった。一方、ブルージェイズの菊池雄星は8点リードの7回裏に2番手として登板したが、2つの四球で一死1・2塁のピンチを招き、味方の守備のミスもあって1失点。その後、2つの四死球で二死満塁とピンチを広げ、1イニングを投げ切れずに降板した。2/3回0安打1失点で今季の防御率は5.25となっている。

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