8月24日、富士スピードウェイは2022年9月9~11日に同地で開催されるWEC世界耐久選手権第5戦『富士6時間耐久レース』において、名物イベントのひとつである“サーキットサファリ”の実施を発表するとともに、乗車券の抽選申込受付を同日より開始した。
サーキットサファリとは、レーシングコースを走るバスに乗車し、迫力あるエンジン音を響かせて通過するレーシングカーを間近で体感できるプログラム。国内シリーズのスーパーGTなどではお馴染みの光景だが、WECにおいてはシリーズ戦で唯一、このWEC富士でのみ開催されるものだ。
今年約3年ぶりに開催されるWECの日本ラウンド、富士6時間レースでも同プログラムの実施が決定し、予選日の10日(土)に行われることがアナウンスされた。
7月28日から各種観戦券を販売のスタートさせている富士スピードウェイでは、8月24日(木)よりサーキットサファリ乗車券の抽選販売を開始。申込受付は同日10時から9月1日(木)23時までとなっているため、お見逃しなく。チケットの価格は2名で8800円だ。詳細はWEC富士公式ページ(https://fiawec-fuji.com/ticket/index_tk08.html)まで。
■WEC富士名物のグリッドセレモニーガールズ&ボーイズが決定
この他、富士スピードウェイは3年ぶりとなる世界選手権イベントに関する情報を更新し、その中で日本を代表する若手ソプラノ歌手である野々村彩乃さんが国歌独唱を行うことを明らかにした。野々村さんは6時間レースのスタート直前の国歌独唱を担当するほか、同じく決勝日の11日(日)にステージでミニライブも行う予定だ。
WEC富士といえば、名物のグリッドセレモニーガールズ&ボーイズも見逃せない。今年もスーパーGTなどで活躍する人気レースクイーンの廣川エレナさん、林紗久羅さんに加え、レーシングドライバーの篠原拓朗、堤優威がグリッドセレモニーボーイとして和服に身を包んだ姿を披露する予定だ。彼らはピットウォークやセレモニーに登場するほか、イベント広場のステージにも出演するという。
6時間レースの終了後には、表彰台前のレーシングコースが開放される。これにより各クラスの優勝車両がパルクフェルメに停車する様子に加えて、暫定表彰式をコース上からお楽しむことが可能となる。
そんな2022年WEC富士の大会暫定スケジュールは以下のとおりだ。
■2022年WEC世界選手権第5戦富士6時間レース 暫定タイムスケジュール(8月24日付)
9月9日(金)
09:00~10:00 フォーミュラ・リージョナル・ジャパン プラクティス1
10:15~10:45 TCRジャパン プラクティス1
11:00~12:30 FIA 世界耐久選手権 フリープラクティス1
13:30~14:30 フォーミュラ・リージョナル・ジャパンプラクティス2
14:45~15:15 TCRジャパン プラクティス2
15:30~17:00 FIA 世界耐久選手権 フリープラクティス2
9月10日(土)
09:00~09:15 フォーミュラ・リージョナル・ジャパン 予選Q1
09:20~09:35 フォーミュラ・リージョナル・ジャパン 予選Q2
10:00~10:12 サーキットサファリ
10:20~11:20 FIA 世界耐久選手権 フリープラクティス3
11:30~45 TCRジャパン 予選Q1
11:50~12:05 TCRジャパン 予選Q2
12:35~ フォーミュラ・リージョナル・ジャパン第13戦決勝
13:15~14:05 ピットウォーク
14:40~14:50 FIA 世界耐久選手権 GTEクラス予選
15:00~15:10 FIA 世界耐久選手権 HYP/P2クラス予選
15:35~ TCRジャパン Race1 決勝
16:30~ フォーミュラ・リージョナル・ジャパン第14戦決勝
9月11日(日)
8:10~ フォーミュラ・リージョナル・ジャパン第15戦決勝
9:15~ TCRジャパン Race2 決勝
10:00~ スターティングセレモニー
11:00~17:00 FIA 世界耐久選手権第5戦 富士6時間耐久レース
17:15~(予定) 暫定表彰式