新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で24日、28人の死亡と、10歳未満～100歳以上の男女9790人の感染が新たに確認された。
亡くなった海老名市の70代男性はクラスター（感染者集団）が発生した県厚木保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設の入所者。7月12日に陽性が判明し、同25日に亡くなった。大和市の60代男性は、クラスターが発生した同事務所管内の病院の入院患者。今月7日に陽性が判明し、同12日に亡くなった。
鎌倉市の70代男性は、20日に自宅で倒れ、搬送先の医療機関で亡くなった。死亡後の検査で陽性と判明した。南足柄市の70代男性は、クラスターが発生した県小田原保健福祉事務所管内の病院の入院患者。3日に陽性が判明し、15日に亡くなった。大和市の90代女性は、13日に陽性が判明。自宅で療養していたが、容体が悪化して17日に搬送先の病院で亡くなった。
横浜市内で亡くなった13人のうち、6人がクラスターが発生していた市内施設の入居者。このうち、2人は同じ特別養護老人ホームに入居していた。
このほか、県は新たに3916人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は16万1543人になった。
