「ル・マン24時間」で優勝 広島・呉市出身の平川亮選手 地元に報告「連覇目指したい」

自動車耐久レース「ル・マン24時間」で優勝した広島・呉市出身のレーサーが、凱旋帰国し、地元で優勝報告をしました。

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フランスで行われた自動車耐久レース「ル・マン24時間」で優勝したのは、呉市出身のレーシングドライバー・平川 亮 さん。25日、優勝報告をかねて呉市役所を表敬訪問しました。

平川さんは、6月の「ル・マン24時間」最高クラスでのデビュー戦で、みごと優勝。28歳での優勝は日本人としては最年少での偉業達成です。

レーシングドライバー 平川 亮 さん
「気持ちとしてはほっとしたというのが大きくて。一番恐れていたのはトラブルが起きたり、予期せぬことが起きること。ゴールしたときはほっとしたのが大きかった」

平川さんは、13歳からカートをはじめ、14歳でジュニアカート選手権シリーズチャンピオンを獲得。

16歳でスーパーFJに参戦し、史上最年少で初戦優勝するなど、数々の最年少記録を塗り替えてきました。

呉市 新原 芳明 市長
「すごくうれしいし、誇らしいです。若いときから苦労を重ねられてチャレンジされて、トヨタのチームの席を取られてたいへんすばらしいこと。さらに優勝までされて、うれしいこと、誇らしいことです」

レーシングドライバー 平川 亮 さん
「自分の原点となった呉市のみなさん、市長をはじめ応援していただくことは苦しいときは励みになると思います。来年も続くので、連覇を目指したい」

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