バルセロナ、「十字勲章30周年」の22-23新サードユニフォーム発表!色は“復活のグレー”

FCバルセロナとキットサプライヤーのNikeは24日、2022-23シーズンの新サードユニフォームを発表した。

FC Barcelona 2022-23 Nike Third

22-23新サードユニフォームは、前面にクラブカラーのブラウグラナ(臙脂と青)で大胆に「サン・ジョルディの十字」を描くデザイン。キットカラーは久々にグレー系が復活した。

背面首元にはカタルーニャ旗のイクリニャを配する。パンツとソックスはどちらもシャツと同じライトグレーだが、フィールドプレーヤーで全身グレーはおそらくクラブ初の試みだろう。

22-23サードの基調色であるグレーは、1999-2001の2シーズンで使用したこのアウェイユニフォーム以来の復活。じつに懐かしいキットカラーである。

現在の監督であるチャビ・エルナンデスも着たこのユニフォームは、ライトグレー(シルバーグレー)を基調にブラウグラナのストライプを両脇に配したデザイン。色の組み合わせは今回の新サードと共通する。

今回デザインの十字は、正確には「サン・ジョルディ十字勲章」の受章30周年を記念したもの。これはカタルーニャ州政府によって授与される勲章で、バルセロナはクラブ団体として1992年に受章。過去にはソニー創業者の故・盛田昭夫氏など数名の日本人にも授与されている。

この新サードユニフォームは、発表同日の24日にカンプ・ノウで行われたマンチェスター・シティとのチャリティーマッチでお披露目に。両チームともサードキットを着用した一戦は、スコア3-3の引き分けに終わった。

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