J1浦和、ACL決勝に進出 PK戦で全北に勝利 GK西川が好セーブ、シュート2本を止める

全北―浦和 前半11分、浦和の松尾(中央)が先制ゴールを決める

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は25日、埼玉スタジアムで準決勝が行われ、浦和は2―2(PK3―1)で全北(韓国)に勝利し、3大会ぶり4度目の決勝に進出した。

 浦和は前半11分、右サイドでモーベルのパスを受けた酒井が低いクロス。中央に走り込んできた松尾が左足をダイレクトで合わせ先制点を挙げた。

 だが、先制後は押し込まれる時間が続き、後半10分、エリア内で相手選手を倒してPK判定に。これを決められ1―1の同点に追い付かれた。

 両チーム譲らず延長戦に突入すると、延長後半11分に全北に勝ち越しゴールを許す。それでも、土壇場の同15分でユンカーが同点弾を決めPK戦に突入した。PK戦では、GK西川が2本のシュートをストップするなど、全北に1本のシュートしか決めさせなかった。浦和は3本のシュートを成功させた。

 浦和は来年2月19、26日に西地区の王者と3度目の優勝を懸けて戦う。

 (時間は非公式)

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