水平線に輝く、ダイヤモンドのようなきらめき-。長崎県の対馬沖でイカ釣り漁船群が放ついさり火が、夏の海を明るく照らしている。
対馬沖はイカの好漁場として知られ、季節に応じてケンサキイカやスルメイカの漁が続く。薄暗くなると沖合に漁船が集まり、集魚灯でイカをおびきよせる。対馬市厳原町の漁火(いさりび)公園は、その名の通りいさり火を眺望できる絶好のスポットだ。
8月はケンサキイカのシーズン。厳原町漁協によると、イカ釣り漁船は午後2時~3時ごろから出港。翌朝の午前5時ごろまで漁を続ける。昨年よりも、水揚げは良好という。
水平線のダイヤモンド イカ釣り漁船の“いさり火” 長崎・対馬
- Published
- 2022/08/26 11:50 (JST)
- Updated
- 2022/08/30 12:52 (JST)
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