完璧なユートピアで生きる女性 不気味な現象に追いつめられる 「ドント・ウォーリー・ダーリン」公開決定

オリビア・ワイルド監督、フローレンス・ピュー主演の映画「ドント・ウォーリー・ダーリン」が、11月11日より劇場公開されることが決まった。

「ドント・ウォーリー・ダーリン」は、完璧な生活が保証されたユートピアのような街に住み、平穏な日々を送っていた主人公・アリス(フローレンス・ピュー)の周りで起きる不気味な現象を描いたスリラー。愛する夫ジャック(ハリー・スタイルズ)と平穏な日々を送っていたアリス。だがある日、赤い服の男たちに連れ去られる隣人を目撃する。それから、彼女の周りで頻繁に不気味な出来事が起きるようになる。次第に精神が乱れ、周囲からもおかしくなったと心配されるアリスだったが、あることをきっかけにこの街に疑問を持ち始める。

フローレンス・ピューに加え、イギリスのボーイズグループ「ワン・ダイレクション」のメンバーで、「ダンケルク」など俳優としても活躍するハリー・スタイルズが夫ジャック役で出演。ほかにもクリス・パイン、ジェンマ・チャンらが出演している。第79回ヴェネツィア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に正式出品されることが決まっており、現地時間の9月5日にワールドプレミア上映が開催される。また、10月24日より開催される第35回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門での上映も決定している。

公開された日本版予告映像は、美しく完璧な生活の中で、夫ジャックを仕事へと送り出し、家事にいそしむアリスの姿から始まる。理想の生活、理想の家、そして理想の夫。幸せな生活を送るアリスだったが次第に幻覚を見るようになり、完璧だと思っていた街に疑問を持ち始める。不気味な現象は、現実なのか、それとも悪夢なのか。徐々にエスカレートとしていく狂気がアリスを惑わせていき、完璧な日常が混沌の世界へと変貌していく恐怖が描かれるなか、「自分はおかしくなんてない」「もうここには居たくない」とアリスが決意を固める姿が収められている。

【作品情報】
ドント・ウォーリー・ダーリン
2022年11月11日(金) 日本公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
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