【新型コロナ】横浜で6人死亡、3578人感染 老人ホームでクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は26日、新たに50~90代の男女6人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女3578人の感染が確認されたと発表した。重症1人、中等症8人、軽症3488人、無症状79人で、2人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった6人のうち、3人がクラスター(感染者集団)が発生していた市内施設の入居者や入院患者。

 磯子区の病院に入院していた同区の80代男性は7月25日に陽性が判明、29日に肺炎で亡くなった。

 金沢区の病院に入院していた同区の80代女性は7月29日に陽性が判明、8月25日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。このクラスターによる死者は2人目。

 特別養護老人ホームに入居していた港南区の90代男性は9日に陽性が判明、17日に状態が悪化して市内の病院に救急搬送され、新型コロナによる肺炎で亡くなった
 金沢区の70代男性は10日に陽性が判明し、同日に市内の病院に入院。11日に敗血症で亡くなった。

 ほか、50代男性と80代男性は、家族の同意が得られず、市は詳細を公表していない。

 新規感染者の年代別は40代が509人で最多。50代501人、20代489人、30代472人、10歳未満425人、60代325人、10代296人、70代276人、80代211人、90代71人、100歳以上3人の順だった。

 市内の新規クラスターは1件。有料老人ホームで入居者11人の感染が確認され、市がクラスターと認定した。

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