海老名でシェアサイクル実証実験 市内20カ所に駐輪場

海老名市内に設置されるシェアサイクルのステーション(海老名市提供)

 神奈川県海老名市はシェアサイクルの実証実験を9月2日から始める。期間は2024年8月末までの2年間で、利用状況を把握した上で本格導入を検討する。

 自転車は電動アシスト付きで、市役所(同市勝瀬)や市中央図書館(同めぐみ町)の公共施設や、市温故館(同国分南)の観光地など、市内20カ所にステーションを設置する。24時間利用可能で、スマートフォンのアプリをダウンロードし、会員登録した上で使用する。

 市はシェアサイクルを展開する「Open Street」(東京都港区)などと協定を締結。住民の利便性向上などの観点から、自転車の活用ニーズを検証する。

 自転車は相模原市など市外からの乗り入れも可能。利用料は30分130円、延長15分100円。市商工課は「市のにぎわいづくりにつなげたい」と話している。

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