ロシアのウクライナ侵攻や円安による物価高騰への支援策として、神奈川県横須賀市は市立小中高校や幼稚園、保育所、高齢者施設、障害者施設などで提供されている給食の食材費の値上がり分1億3698万円を負担することを決めた。国の交付金を活用し、関連予算を盛り込んだ一般会計補正予算を29日開会の市議会9月定例議会に提案する。
市教育委員会によると、さまざまな食材が値上がりしたため、豚肉を価格の安い鶏肉に変更したり、価格の安定しているモヤシを使ったりと工夫してきたものの、やりくりでは吸収できなくなっているという。