カブスがハップの2発で接戦を制す 鈴木誠也は3打数0安打1四球

【カブス4-3ブリュワーズ】延長10回タイブレーク@アメリカンファミリー・フィールド

カブスはブリュワーズ投手陣の前にわずか2安打に封じられたが、その2安打がいずれもイアン・ハップの2ラン本塁打となり、4対3で勝利。ブリュワーズは先発のフレディ・ペラルタが6イニングを無安打に抑えたが、その快投を生かせなかった。カブス5番手のショーン・ニューカムが2勝目(0敗)、6番手のマニュエル・ロドリゲスが今季初セーブをマーク。ブリュワーズ5番手のデビン・ウィリアムスに3敗目(4勝)が記録された。

5回裏にタイロン・テイラーの13号ソロで先制されたカブスは、6回までブリュワーズ先発のペラルタの前にノーヒット。しかし、2番手のマット・ブッシュに対し、7回表先頭のニック・マドリガルがエラーで出塁すると、一死2塁からハップの14号2ランで試合をひっくり返した。9回裏にラウディ・テレズの27号ソロで追いつかれたものの、10回表先頭のハップが15号勝ち越し2ラン。10回裏にハンター・レンフローのタイムリーで1点を返されたが、ハップの2安打(2本塁打)だけで接戦を制した。

カブスの鈴木誠也は「4番・ライト」でスタメン出場。2回表先頭の第1打席はライトへのファウルフライ、5回表先頭の第2打席はサードゴロ、7回表一死走者なしの第3打席はセンターフライに倒れ、10回表無死走者なしの第4打席で四球を選んで3打数0安打1四球だった。今季の打率は.248、OPSは.732となっている。

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