【新型コロナ】神奈川県所管域で3人死亡1801人感染 2施設でクラスター

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は27日、県所管域で3人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女1801人の感染が新たに確認されたと発表した。重症1人、中等症5人、軽症・無症状1286人で、509人が調査中。1686人が感染経路不明だった。

 亡くなった3人のうち、小田原市の80代女性と70代男性は、クラスター(感染者集団)が発生していた小田原保健福祉事務所管内にあるコロナ患者受け入れのない病院の入院患者。

 80代女性は、10日に陽性が判明し、17日に新型コロナ以外の疾患で亡くなった。70代男性も10日に陽性が判明し、16日に新型コロナ以外の疾患で亡くなった。

 三浦市の70代女性は、8日に発熱し、12日に陽性が判明。自宅療養中の14日に転倒して頭部を強打して病院に救急搬送され、16日に新型コロナ以外の疾患で亡くなった。

 新たなクラスターは、厚木保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設2カ所で確認された。それぞれの施設で入所者10人、職員を含む計12人の感染が判明した。

 このほか、県は新たに2579人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は、17万137人になった。

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