国体懸け、しびれる戦い eスポーツ栃木県予選に80人 宇都宮

全国都道府県対抗eスポーツ選手権の本県代表を目指し競う参加者たち=27日午後、宇都宮市江野町

 10月開催の「いちご一会とちぎ国体」の文化プログラム事業として行われる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2022 TOCHIGI」の予選会が26、27の両日、宇都宮市江野町のオリオンACプラザで開かれ、計約80人が本県代表の座を目指して競い合った。

 予選会では全6タイトルのうち、サッカーゲーム「eFootball」シリーズ、eモータースポーツ「グランツーリスモ7」、オンラインカードゲーム「Shadowverse」、野球ゲーム「プロ野球スピリッツA」の4タイトルで争われた。

 参加者は真剣なまなざしでスマートフォンやモニターに向かい、熱い戦いを繰り広げた。「Shadowverse」の代表に決まった下野市、大学3年水野克洋(みずのかつひろ)さん(21)は「練習の成果を発揮できて楽しかった」と話した。

 同選手権は10月15、16の両日、宇都宮市の日環アリーナ栃木で実施される。残る2タイトルのうち、パズルゲーム「ぷよぷよeスポーツ」は既に代表が決まっており、「パズドラ」は選手権当日に決定する。

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