リリーフ陣が大量失点でカブス敗れる 鈴木誠也は二塁打2本を放つ

【カブス0-7ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

カブスのドリュー・スマイリー、ブリュワーズのブランドン・ウッドラフと両先発の好投によって6回まで両軍無得点という投手戦になった一戦は、カブスのリリーフ陣が終盤に大量失点。結果的には7対0でブリュワーズが快勝した。7回表の1イニングを無失点に抑えたブリュワーズ2番手のテイラー・ロジャースが2勝目(6敗)をマーク。一死しか取れず4安打4失点(自責点3)と炎上したカブス2番手のロワン・ウィックに7敗目(4勝)が記録された。

ブリュワーズ先発のウッドラフは3回までに五者連続を含む7個の三振を奪うなど、6回97球を投げて被安打4、奪三振10、与四球1、無失点という見事なピッチングを披露。カブス先発のスマイリーも負けじと6回86球を投げて被安打5、奪三振2、与四球1、無失点と好投した。しかし、7回裏にカブスのミスもあってブリュワーズが1点を先制すると、クリスチャン・イェリッチが10号3ランを放って4点差に。8回裏にはコルテン・ウォンに9号ソロ、ウィリー・アダメスに26号2ランが飛び出し、思わぬ大差がつく展開となった。

カブスの鈴木誠也は「4番・ライト」でスタメン出場。1回表二死3塁の先制機ではセカンドゴロに倒れたが、4回表二死走者なしの第2打席と6回表二死走者なしの第3打席は好投を続けるウッドラフからいずれも二塁打を放った。8回表二死1塁の第4打席は四球で出塁し、3打数2安打1四球。チームの得点には繋がらなかったが、完封負けを喫した打線のなかで存在感を見せ、今季の打率は.252、OPSは.746となっている。

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