井原市長選告示 現新2人が立候補 9月4日投開票

(左から届け出順に)大舌勲氏、高田正弘氏

 任期満了に伴う井原市長選は28日告示され、再選を目指す現職の大舌勲氏(63)=同市野上町、新人で元市議会議長の高田正弘氏(75)=同市岩倉町=の無所属2人が立候補した。9月4日に投開票される。

 両候補は立候補を届け出た後、それぞれ出陣式や街頭演説に臨んだ。大舌氏は「進めてきた企業誘致や人づくりを踏まえ、今後も取り組む」と強調。高田氏は「人口減少を食い止め、井原駅前の活性化や経済政策を実現する」と力を込めた。

 大舌市政の1期目の評価が主な争点。子育て支援や移住・定住の促進、中心市街地のにぎわい創出、企業誘致による産業の活性化といった施策をどう進めるのかも問われる。政党は自民、公明両党が大舌氏を推薦している。

 投票は9月4日午前7時~午後6時、市内41カ所で行われ、同7時半から市芳井生涯学習センター(同市芳井町吉井)で開票される。

 有権者数(27日現在)は3万3143人(男1万5820人、女1万7323人)。

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