8月28日、スーパーGT第5戦が開催されている三重県の鈴鹿サーキットで、GTアソシエイションの坂東正明代表が毎戦開催されている定例記者会見に出席した。この代表質問のなかで、2022年からスタートした『SUPER GT Video Online（https://www.supergtvideo.online/）』についての現状を語った。
スーパーGTでは長年、シリーズの知名度向上を目指し地上波でのテレビ番組を放映してきたが、2022年3月限りでテレビ東京系で放映されてきた『SUPER GT＋』が終了。これに代わり、インターネット上の動画を掲載する『SUPER GT Video Online』がスタートした。
この『SUPER GT Video Online』について坂東代表は「体制をひとつひとつ整えながらやってきたが、事前予想よりは良いと思う」と好調に数字が推移していると語った。
「2ヶ月レースがなかったときには伸び悩んだが、イベントがあるときはそれなりに数字がある。ある程度目標に向かってやっているが、その先どうするかは考えなければならない」
具体的な数字についてはGTアソシエイションから説明があり、2021年までは大会中に10本の動画を掲載していたというが、今季は25本を掲載。ライブはJ SPORTSで視聴してもらい、それを補完するかたちでコメント等を掲載している。
GTAによれば視聴者数は累計で約2倍に。具体的には475万6000ビューを数えるという。平均ビュー数も1本あたり3万2000となり、2倍のビュー数となった。公式Youtube登録者数は7月時点で23万と、年初から3万6000増えたとしている。
今後もエントラントやメーカーの動画を取り組みつつ、ファンに向けたトラフィックに繋げたいとした。
