「台風11号(ヒンナムノー)」発生…気象庁の予想進路、日本へ接近恐れは 気象庁、8月28日発表

台風11号の経路図(気象庁8月28日午後3時時点)

 気象庁は8月28日、南鳥島近海で熱帯低気圧が台風第11号(ヒンナムノー)になったと発表した。同日午後3時時点で、台風は1時間におよそ20キロの速さで北西へ進み、中心の気圧は1004ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の南東側280キロ以内と北西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 29日午前3時には小笠原近海に進む見込み。中心の気圧は1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルと予想されている。29日午後3時には父島の東北東約190キロに達する見込みで、中心気圧は1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。

 30日午後3時には日本の南に到達する見込みで、中心の気圧は1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速25メートル。この後、熱帯低気圧に変わり、31日午後3時には西日本に到達する見込みとなっている。台風や熱帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%。

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