英人気若手女優 自身のキャリアで最重要作品は「見返りが多かった」

女優のミリー・ボビー・ブラウン(18)は、『エノーラ・ホームズの事件簿2』が自身のキャリアにおいて最も重要な瞬間だと考えているそうだ。ネットフリックスのミステリー作続編で主演と製作を担ったミリーが、早い段階から映画作りに関わった経験を語っている。

ミリーはエンターテインメント・ウィークリー誌にこう語る。

「『エノーラ・ホームズの事件簿2』は現時点での私のキャリアにおいて最も重要な瞬間になると思うわ。だって私が製作を手伝ったから」

「見返りの多いことね。勿論疲れる時もあったし、振り返ってみると『眠ってしまわなかったなかったなんて信じられない』ってね。でもどうしても関わらなければならない事が沢山あって、そのことにとても感謝しているわ」

「私の年齢と性別は決して私の仕事を決めないわ。撮影中みんなが敬意を持って対応してくれたし意見を聞いてくれた。経験をするのに本当に良い環境だった」

ミリーは同作で ヘンリー・カヴィル(39)演じる名探偵シャーロック・ホームズの妹エノーラ・ホームズ役を演じているが、撮影中ヘンリーと絆が生まれたそうだ。ミリーは冗談交じりに次のように語っている。

「私がこれを言ったら彼はすごく嫌がるだろうけど、私たちの巨大な歳の差にもかかわらず、ヘンリーと私はセットでとても相性が良かったの」

「妹を演じる事はとても簡単よ。私には兄がいて、彼を困らせたり、イライラさせたり、笑わせることがどれだけ簡単なことか知っているの。彼の弱点も強みも知っていて、つまりは兄に使ったものをヘンリーにも使ったのよ」

前作に続きメガホンをとったハリー・ブラッドビアは、同作でミリーには慣れた場所から抜け出して欲しかったと明かしており、「今回はより現実的なものにしたかったんだ。彼女を労働階級社会の女の子達に紹介したかったし、エノーラにとって全く新しい世界にしたかったんだ。だから彼女は、自分の能力を超えた場所におかれたんだよ」と語っている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社