宮沢氷魚が鈴木亮平にキス ハンドクリームを塗ってもらう姿も 2人の愛の時間捉えた「エゴイスト」特報

2023年2月に劇場公開予定のエッセイスト・高山真の同名自伝的小説の映画化作「エゴイスト」の、特報映像が公開された。

特報映像では、龍太(宮沢氷魚)が浩輔(鈴木亮平)にキスをするシーンから始まる。龍太の髪を乾かす浩輔、龍太のことを「なんかね。ピュア」と思いを口にする浩輔、幸せそうな笑顔で手を振る二人、手にハンドクリームを塗ってあげる浩輔と、浩輔による献身的な愛と、誰かを心から愛することを知った幸せそうな龍太との時間が映し出されている。だが終わりには、「僕は愛がなんなのかよくわからないです」という浩輔のセリフが聞こえ、謎を残す映像となっている。

「エゴイスト」は、浩輔と龍太の愛を描いた作品。自分を守る鎧(よろい)のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔。自分の美しさに無頓着でけなげな龍太と出会った浩輔は、鎧を脱ぎ捨て、誰かを心から愛する喜びを知っていく。しかし、やがて大切な人との関係を断たれたとき、浩輔はこの愛のかたちは自己満足なのではないか、彼らを追い詰めていたのではないかと、自問自答を始めることになる。鈴木亮平が浩輔を、宮沢氷魚が龍太を演じる。監督を務めるのは、「トイレのピエタ」「ハナレイ・ベイ」などの松永大司。

【作品情報】
エゴイスト
2023年2月全国公開
配給:東京テアトル
© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会

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