倉敷市は29日、新型コロナウイルス感染症対策費など109億3400万円の2022年度一般会計補正予算案を発表した。9月5日開会の定例市議会に提案する。
コロナ関連では、感染拡大に伴うPCR検査や患者の健康管理業務を行う費用4億2800万円▽高齢者、障害者施設の職員に抗原検査を実施する経費5700万円▽外国語パンフレット作製などコロナ禍で落ち込んだインバウンド（訪日外国人客）回復に向けた事業費1900万円―などを盛り込んだ。
環境対策として、家庭用電気自動車の購入補助金4500万円を計上。市の焼却施設・水島清掃工場で発電した電気を公共施設へ供給する費用1億5400万円の債務負担行為も設定した。
補正後の一般会計総額は2078億9200万円で、前年度同期比2.2％増。
