【新型コロナ】川崎市 ワクチン未接種の60代男性死亡、1027人感染

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は29日、多摩区に住む60代男性の死亡と、市内外に住む10歳未満~90代の男女1027人の感染が新たに確認されたと発表した。感染者の症状別の内訳は、中等症が17人、軽症が887人、無症状が28人、調査中が95人。

 市によると、60代男性は急性呼吸器症状が現れたため市内の病院で検査を受け、28日に感染が判明。重症と診断され、そのまま入院し、25日に死亡した。男性はワクチンを接種していなかったという。

 感染者の年代別の内訳は、20代が175人、10歳未満が157人、30代が151人、40代が150人、50代が133人、10代が94人、60代が60人、80代が45人、70代が42人、90代が20人。1003人の感染経路が不明。陽性患者の接触者は24人で、このうち家庭内感染は20人。

 また市は、関係者の感染が判明した保育施設「京進のほいくえんHOPPA下沼部園」(中原区)と「木下の保育園新百合ケ丘(麻生区)を当面の間、臨時休園すると発表した。

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