熱帯地域の多様な生物一堂に 天満屋倉敷店でジャングル展

木の上を機敏に動き回る「リスザル」

 ジャングルの生き物がいっぱい―。天満屋倉敷店(倉敷市阿知)で「ジャングル展」が開かれている。熱帯地域にすむ多様な生物が一堂に集い、親子連れらが見入っている。9月4日まで。

 4階特設会場で魚類や両生類、爬虫(はちゅう)類など約25種類がお出迎え。木の上でとぐろを巻くニシキヘビの一種「グリーンパイソン」、肉食の淡水魚「ピラニア」、大型トカゲの「レッドテグー」、世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」といった個性豊かな生き物たちが並ぶ。

 青と黄の色彩が鮮やかな世界最大級のインコ「ルリコンゴウインコ」が羽を広げた姿は圧巻で、ワニの一種「メガネカイマン」も迫力満点。木の上を活発に動き回る「リスザル」も人気を集める。

 母親と訪れた同市立連島南小2年の男児(8)は「初めて見る動物がたくさんで面白かった。図鑑を読んでもっと生き物について勉強したい」と話していた。

 午前10時~午後6時(最終日は午後5時、入場は閉場の30分前まで)。中学生以上900円、3歳~小学6年生600円、2歳以下は無料。

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