横浜市、アフリカ開発会議2025年開催地に名乗り

横浜市役所

 横浜市は29日、2025年に日本で予定される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)の市内開催を目指し、誘致に取り組むと表明した。山中竹春市長が記者団に明らかにした。横浜開催が決まれば、19年以来4回目となる。

 市会の清水富雄議長らが同席。山中市長は人口が多く、資源に恵まれたアフリカの可能性や昨今の世界情勢の変化に触れ、「次の会議は非常に重要な意味を持つ。アフリカの活力を横浜に取り込みたい」と語った。市会と連携し、国への要望活動に取り組んでいくという。

 TICADは、日本やアフリカ諸国の首脳らが経済協力を話し合う国際会議。TICAD8は28日(日本時間同)にチュニジアの首都チュニスで閉幕したばかり。横浜では08、13、19年に開催されている。

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