「出席したと考えるのが自然」 旧統一教会報道で山際経済再生相 ネパール開催のイベントも

山際経済再生相(資料写真)

 山際大志郎経済再生担当相(衆院神奈川18区)は25日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係について「率直に反省し、今後は一切関係を持たないよう慎重に行動する」と述べた。2016年、19年に関連団体のイベントに参加したかと記者から問われると、「報道を見る限り、出席したと考えるのが自然だと思う」と述べた。

 山際氏は16年にネパールで開かれたイベントや、19年に都内ホテルでの会合に出席したとの報道について自身が参加していたことを新たに認め、「当時の資料が発見できず、私自身も明確に覚えていなかった」と釈明した。その上で「イベントに出席することで、その団体の活動にお墨付きを与えているという批判は真摯(しんし)に受け止めて反省しなくてはならない」と述べた。

 旧統一教会との関係を巡っては、山際氏は13年に関連団体に会費1万円を支払っていたほか、18年10月に関連団体が横浜市中区で開いたイベント「アフリカビジョンセミナー」に出席していたことを明らかにしていた。

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