ノリス「ほぼ予想通りのレース。追い抜きは簡単ではなく、DRSの隊列に引っかかった」:マクラーレン F1第14戦決勝

 2022年F1第14戦ベルギーGPの決勝レースが行われ、マクラーレンのランド・ノリスは12位、ダニエル・リカルドは15位でレースを終えた。

■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
決勝=12位

2022年F1第14戦ベルギーGP ランド・ノリス(マクラーレン)

 難しいレースだったけれど、僕がほぼ予想していたとおりだった。オーバーテイクは簡単ではなく、DRSの車列に引っかかってしまった。できることは多くなかったけれど、いい仕事ができたと思うよ。

 今週末に向けてマシンに小さな変更を行い少し違いが生まれたので、いくつかポジティブな収穫はあった。努力はしたが、今回は十分な速さがなかった。懸命な作業をしてプッシュを続け、今後数日ですべてのことを調べ、ザントフォールトでアルピーヌ勢との戦いに戻るよ。

■ダニエル・リカルド(マクラーレンF1チーム)
決勝=15位

2022年F1第14戦ベルギーGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)

 今日は僕たちの苦戦が目に見えたと思う。悲観的ではなかったけれど、レースに臨むにあたって、第1セクターと第3セクターが厳しくなるんじゃないかと考えていた。昨日から使わざるを得なかったリヤウイングがあったからね。もちろん第2セクターで十分なスピードが出て何か起きればと期待していたが、僕たちのスピードではオーバーテイクできなかった。

 今日オーバーテイクに苦戦していたのは僕だけではないことは分かっている。一部のマシンはストレートで他のマシンより速かったようだけど、それだけだ。前が開けている時は少しスピードが出たが、僕たちはかなりの時間を他のマシンの後ろで足止めされて失ってしまったので、ほとんど何もできなかった。グリッドは混み入っていて、多くのチャンスはあったと思うが、ランドのレースがはるかによかったわけではないようなので、パッケージのせいだったのかもしれない。ザントフォールトに戻るまでに1週間ある。あそこでどうやっていけるか見ていく。いい週末になることを期待しているよ。

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