70キロ超 巨大カボチャ収穫 灘崎小迫川分校、過去5年で最大

巨大なカボチャを収穫する子どもたち

 灘崎小迫川分校(岡山市南区迫川)の3年生12人が29日、校内の畑で栽培してきた巨大カボチャを収穫した。一番重いものは72.4キロのジャンボサイズに育ち、ここ5年間では最も大きかった。

 総合学習の一環で、観賞用の品種「アトランティック・ジャイアント」の苗を5月に植えた。受粉や水やりといった世話を続け9個が実った。この日は3個を収穫。子どもたちはのこぎりで茎から切り離し、体重計に乗せた。

 巨大カボチャづくりは、旧灘崎町で開かれていた「どてカボチャ品評会」に出品していた“名人”で、近くに住む畠山耕一さん(68)が15年ほど前から指導している。

 女子(8)は「ハロウィーンの飾り付けをしたい」、別の女子(8)は「水やりを頑張って大きくなってうれしい」と話していた。

© 株式会社山陽新聞社