新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は31日、新たに70~100歳代の男女13人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女2041人の感染が確認されたと発表した。中等症4人、軽症2028人、無症状9人。
市によると、亡くなった13人のうち、8人がクラスター(感染者集団)が発生していた市内施設の入院患者や入居者。
このうち、2人が同じ旭区の病院に入院していた。
90代女性は16日に陽性が判明、24日に新型コロナで亡くなった。
90代男性は14日に陽性が判明、19日に新型コロナで亡くなった。
また、別の2人は同じ青葉区の病院に入院していた。
同区の70代女性は5日に陽性が判明、9日に誤嚥(ごえん)性肺炎で亡くなった。
県内の80代男性は4日に陽性が判明、同日、誤嚥性肺炎で亡くなった。
有料老人ホームに入居していた100歳代女性は22日に陽性が判明、29日に新型コロナで亡くなった。
別の有料老人ホームに入居していた港北区の90代女性は18日に陽性が判明、29日に新型コロナで亡くなった。
特別養護老人ホームに入居していた80代女性は3日に陽性が判明、27日に新型コロナで亡くなった。
介護老人保健施設に入居していた港南区の90代女性は19日に陽性が判明、27日に新型コロナで亡くなった。このクラスターによる死者は2人目。
80代女性は9日に陽性が判明、24日に基礎疾患の悪化で亡くなった。
80代男性は22日に陽性が判明、26日に肺炎で亡くなった。
港南区の80代女性は26日に陽性が判明、28日に自宅で倒れ救急搬送、同日亡くなった。死因は調査中という。
90代女性は18日に陽性が判明、29日に新型コロナで亡くなった。
別の90代女性は22日に陽性が判明、30日に老衰で亡くなった。
新規感染者の年代別は10歳未満が336人で最多。40代283人、30代279人、20代273人、50代250人、10代200人、60代162人、70代127人、80代89人、90代39人、100歳以上3人の順だった。
市内の新規クラスターは4件。有料老人ホーム2施設、軽費老人ホーム、青葉区の病院で5~13人の感染がそれぞれ確認され、市がクラスターと認定した。