パワハラで部下を自殺未遂に追い込んだとして、海上自衛隊は31日、水陸両用戦・機雷戦戦術支援隊に所属する50代の男性佐官を停職45日の懲戒処分とした。
横須賀地方総監部によると、男性は艦長として勤務していた2019年7月ごろから11月ごろの間、部下1人に威圧的な言動を繰り返し、精神的な苦痛を与えたとしている。部下が自殺を図ったことから発覚した。
男性はパワハラが自殺未遂の要因となったことを認め、「指導しても改善されずに威圧的になってしまった。深く反省している」などと話しているという。
部下は現在、勤務ができる状態まで回復しているという。