ファジ昇格へ!バスも応援ムード 両備グループ 選手サインなど飾る

チームフラッグやサイン色紙が飾られたバスの車内

 両備グループ(岡山市北区下石井)は31日、サッカーJ2・ファジアーノ岡山のラッピングバスを特別装飾し、市内で運行を始めた。チームのホーム戦4試合が行われる9月中、岡電バスの路線で走らせ、応援ムードを盛り上げる。

 車体にチームのエンブレムなどをデザインした運行中のバスを使用。車内に喜山康平選手ら12人のサイン色紙やフラッグを飾り、タイヤホイールは黒と白のサッカーボールカラーに塗った。降車ボタンを押すと「ゴール」との音声も流れる。

 新型コロナウイルス禍を受けた路線バスの利用促進や、シティライトスタジアム(同いずみ町)での試合開催に伴う混雑解消を図る狙い。J1昇格を狙うチームは9月を正念場と捉え「バスを利用して多くの人に足を運んでもらい、声援で後押ししてほしい」としている。

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