燃料高騰のバス、タクシー会社を支援 葉山町が補助金

葉山町役場

 葉山町は、ガソリンなどの燃料費高騰に苦しむバス、タクシー事業者を対象に補助金を交付する。関連事業費324万円を、町議会第3回定例会に提出予定の一般会計補正予算案に盛り込む。

 町によると、今年1月のガソリンや軽油の1リットル当たりの価格は昨年9月比で約9円値上がりするなど燃料費が高騰している。町は国の交付金を活用して、影響を受けている交通事業者を支援する。

 対象はJR逗子駅に乗り入れているバス1社とタクシー4社で計159台(バス58台、タクシー101台)。補助額は4月から半年分の値上がり相当額の半額で、バスは1台当たり3万5千円、タクシーは同1万2千円。県も同額を交付する制度を設けている。

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