【おすすめハンモック21選】後悔しがちなハンモック選びに終止符を! 室内用からアウトドア用まで選び方も徹底解説

宙に浮かんでリラックスタイムを過ごせるハンモック。実は、購入後に後悔している人が多いギアのひとつなんです。そこで本編では、ハンモックを買って後悔する理由を解説&ハンモックの選び方を徹底解説!アウトドア用から自宅用までタイプごとにおすすめを全21点集めましたので、後悔しないハンモック選びの参考にしてくださいね。

ハンモックの種類は「自立式」「吊り下げ式」「ハンモックチェア」「3WAY」の4タイプ

Photographer 吉田 達史画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17368188

ハンモックは、木や柱などに括りつけた宙に浮かぶ寝具のこと。日本語では「吊床(つりどこ)」と言います。

南米の先住民族の寝具として生まれたもので、現在は機能性やデザイン性が多様化し、キャンプギアやインテリアとしても人気です。

現在販売されているハンモックを大別すると次の4つに分かれます。

  • 自立式
  • 吊り下げ式
  • ハンモックチェア
  • 3WAY

それぞれの特徴を見ていきましょう!

自立式

専用のスタンドを使用する「自立式」は、木のないキャンプ場や室内など場所を選ばず使用できるのが最大のメリット。

ただし、スタンドが重くかさばるので、携帯性を求める方には向きません。オートキャンパーや室内のインテリアとして使用したい方におすすめです。

吊り下げ式

木や柱に括りつけて使用する「吊り下げ式」のハンモックは、特にハンモック泊を楽しむキャンパーに人気です。

ハンモック生地とロープのみで設営でき、片手で持てるほど軽量コンパクトなモデルも販売されています。ザックに入れてどこにでも連れて行けるのが大きなメリットです。

一方、デメリットは木や柱がないと使用できないこと。事前にキャンプ場の様子をチェックして、ハンモックを取り付けられる木があるかどうか確認しておく必要があります。

ハンモックチェア

チェアタイプのハンモックは2種類あり、ひとつは自宅の梁・柱・壁などに設置するタイプ。デザイン性の高さから、リビングの主役級インテリアとして人気です。

もうひとつはハンモックのようにゆらゆらするアウトドアチェア。自立式ハンモックほど場所を取らず気軽に使用できるメリットがあります。

3WAYタイプ

最後は、ハンモック・ハンモックチェア・ハンガーラックの3WAYで使える多機能タイプ。

用途に応じて形を変えられるので、色々試したい方に最適です!

ハンモックやチェアとして使用しないときでも、ハンガーラックとして生活に活用できるのは嬉しいですよね。

ハンモックを買って後悔する理由はこれだ!

Photographer 吉田 達史画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17269597

ハンモックを選ぶ前に、ハンモック選びでよくある失敗談や、後悔するポイントをチェックしておきましょう!

重い!大きい!持ち出すのが大変

自立式ハンモックで後悔が多いのが、大きすぎること。また持ち運びの際に重すぎること。

実際に部屋に置いてみると思った以上に場所を取り、邪魔に感じて物置行き……なんてことも。

またキャンプに持っていく際にも、重すぎると持ち出すのが億劫になり、「今回は持っていかなくていいや。」となってしまいがちです。

寝心地が悪い・窮屈

アウトドア用のハンモックで寝る場合、小さめのハンモックを選んでしまうと窮屈で寝心地が悪いと感じる場合があります。

ハンモックにはマットのような弾力性がないため、ヒロシさんのようにハンモックの中にマットを敷くと寝心地がアップしますよ!

Photographer 吉田 達史画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17282600

また、ハンモックに沿って真っすぐ寝た場合、背中から腰にかけて丸くなり窮屈な体勢になりますが、斜めになって寝ることにより解消できますのでぜひ試してみてくださいね。

酔ってしまう

ハンモックに揺られて酔ってしまったという事例もあります。普段から車やバスに酔いやすい方は、もしかすると酔ってしまうかもしれません。

レンタルなどを利用して、一度体験してからの購入をおすすめします!

後悔しないためのハンモックの選び方

ライター「舟津カナ」撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17360477/p2

それでは、ここからは購入後に「失敗した!」と後悔しないために、ハンモック選びにおいてチェックすべきポイントを解説していきます。

ポイント1:種類

まずは、先に説明した「自立式」「吊り下げ式」「ハンモックチェア」「3WAY」の中から、使用目的によって種類を選びます。

自宅で使用するのか、アウトドアメインなのか、兼用したいのか、それぞれの特徴からご自身に合うものを選んでください。

ポイント2:サイズと重量

ライター「舟津カナ」撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17360477

ハンモックのサイズは、購入後に後悔しやすいポイントのひとつ。

大きすぎても小さすぎてもいけません。寝た時に窮屈でないゆとりを保ちつつ、設置スペースや持ち運びに支障のないサイズを選びましょう!

重量については、携帯性重視の方は1㎏以下がおすすめです。自立式は重いほど安定性が高まりますが、持ち出しやすさを考えると10㎏以下のものが良いでしょう。

ポイント3:耐荷重

ハンモックには使用人数や耐荷重が設定されていて、耐荷重をオーバーすると破損によりケガをしてしまう可能性があります。

特にお子さんも使う場合は激しく揺らすことが考えられますので注意が必要です。耐荷重は静止時を想定しているため、余裕を持って選ぶことをおすすめします!

ポイント4:生地

続いて、生地を見ていきます!

クロスタイプ

コットンや麻などの布地を使ったのが「クロスタイプ」。シーツのような心地良さや暖かさを感じられます。

メッシュタイプ

「メッシュタイプ」は通気性の良い網目状の生地。夏でも汗をかきにくく、伸縮性があるため体へよく馴染むのが特徴です。

パラシュート生地

ナイロンやコットン、ポリエステルなどの生地をベースとしたリップストップナイロンを格子状に編み込んで作られた生地。

耐久性・通気性・快適性・軽量・強度に優れ、アウトドア用の吊り下げ式軽量ハンモックに使用されます。

ポイント5:素材

ライター「hayase」撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17527098/p2

寝具としても使うハンモックですから、肌触りや快適性に影響する素材もチェックしたいですね。

コットン・麻

自立式やハンモックチェア、3WAYタイプによく使われます。肌触りが良く、室内使用に向いています。汚れたとしても自宅で洗濯できるので、扱いやすい点も魅力です。

ナイロン・ポリエステル

軽量かつコンパクトな素材で、主にアウトドア用の吊り下げ式ハンモックに使用されます。

自立式ハンモックのおすすめ5選

それではここからは「自立式」「吊り下げ式」「ハンモックチェア」「3WAY」の順におすすめハンモックを21点ご紹介していきます!

まずは自立式ハンモックです。

ビブレ(Vivere)/ 自立式ハンモック

ライター「浜の小魔人」撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17441661/p3

ハピキャンライターが自宅とキャンプで愛用中の『ビブレ(Vivere)/ 自立式ハンモック』。全米No.1のハンモックとして有名で、自立式ハンモックの大定番です。

スタンドが太くて丈夫なため重量はなんと14㎏!女性が運ぶには大変ですが、耐荷重は300㎏あり、安定感に優れているので大人2人で使っても余裕です。コットン100%の心地良さをぜひ体感してください♪

フィールドア(FIELDOOR)/自立式折りたたみハンモック

コスパ重視なら『フィールドア(FIELDOOR)/自立式折りたたみハンモック』がおすすめ!耐荷重200㎏で安定していると口コミ評価の高いハンモックです。

デザイン性にも優れており、ハンモック生地とポールのカラーはそれぞれ3種類から選べます。ポールのカラーひとつで雰囲気が大きく変わるので、ご自宅のインテリアやテントサイトとの相性を考えながらお選びください!

クイックキャンプ (QUICKCAMP)/折りたたみスタンド付き ポータブルハンモック

カラー展開豊富な『クイックキャンプ/折りたたみスタンド付き ポータブルハンモック』。フリンジ使いがオシャレで、オシャレキャンパー必見のハンモックです。

室内使用時に床を傷つけないよう保護キャップが付いています。自立式にしては8㎏と軽量なので、キャンプへ気軽に持ち出せますね。

ヴァストランド(VASTLAND)/自立式ハンモック

『ヴァストランド(VASTLAND)/自立式ハンモック』はナチュラルテイストが好みの方におすすめ!

4カラー展開で、黒×ブラウン、黒×アイボリー、茶×ブラウン、茶×アイボリーの落ち着いた色使いが魅力。

生地の端には天然木を使用しており、木製ギアやアイボリー系の柔らかなテントとの相性抜群です!

保護キャップ付きなので自宅でも安心してお使いいただけますよ。

すさび(Susabi) /メキシカンハンモック ダブルサイズ 自立式スタンドセット コットン

本物志向の方向けにおすすめしたいのが、『Susabi』のダブルサイズハンモック。ハンモックの本場コロンビア製の満足度の高いハンモックです。

格安のハンモックとは一味も二味も違った心地よさを体感できるそうですよ!

サイズが大きく重いので、室内でソファやベッドの代用品として使っている人が多いようです。安定感は抜群で大柄の男性や2人でも安心して使用できますよ。

吊り下げ式ハンモックのおすすめ8選

続いて、アウトドア向けの吊り下げ式ハンモックです。

AUGYMER/ハンモック

まずは、各種ECサイトで人気の格安ハンモック『AUGYMER』からご紹介!高級コットンを織り込んだパラシュート生地を使用しているため、価格の割に丈夫で愛用者から高評価を得ています。

引き裂きに強く快適性にも優れているため、夏場の使用もOK!安くて高性能な吊り下げ式ハンモックが欲しい人おすすめです!

イーノ(eno) /Sub6 Ultralight Hammock

重量わずか165g『イーノ(eno) /Sub6 Ultralight Hammock』は、イーノのハンモックの中で最も軽量コンパクトなモデル。本記事に登場するハンモックの中では2番目に軽量です。

ザックに入れて、気候の良い時期のロングトレイルにピッタリ。とことん荷物を軽量化したいウルトラライト志向の方におすすめです!

DDハンモック/キャンピングハンモック(Camping Hammock)

ミリタリー系吊り下げ式ハンモックの大定番『DDハンモック』『キャンピングハンモック』は、コンパクトかつリーズナブルな人気モデルです。

蚊帳は付属しませんが、ジッパーによりプライベートな空間を作れるのが特徴です。まずは基本的なスタイルからスタートしたい人おすすめです!

DDハンモック /フロントラインハンモック(Frontline Hammock)

Photographer 吉田 達史画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17269582

続いても『DDハンモック』の人気商品!ハンモックと蚊帳がセットになった『フロントラインハンモック』は芸人のヒロシさんが愛用していることで有名です。

蚊帳付きなので、真夏のキャンプでも通気性良く虫を避けながら快適に眠れます。

別売りのアンダーブランケットを装着すれば寒い季節にも対応。野営スタイルにピッタリなオールシーズン使える万能ハンモックです!

ブッシュメン トラベル ギア(BUSHMEN travel gear) /ウルトラライトハンモック

わずか150gの軽量ハンモック『ブッシュメン トラベル ギア(BUSHMEN travel gear) /ウルトラライトハンモック』

接続したまま調整可能なウーピースリングが2本付属するので、お得感があると好評です。幅が145㎝あるのでゆったりとくつろげますよ。

ただし、口コミの中には「生地が薄いので耐久性が心配」という声も……!体重が重めの方は慎重に選ぶことをおすすめします。

Overmont/ハンモック

リーズナブルな蚊帳付きハンモックをお求めの方におすすめしたいのが『Overmont/蚊帳付きハンモック』。

2層構造で耐荷重は400㎏あるので、体の大きな男性も安心して使用できます。メッシュの目が細かく小さな虫の侵入も防ぎ、心地よい風のみを通します。

お手頃価格で、必要なパーツもすべて揃っているので、ハンモックを試してみたい!という方に最適です!

バイヤーオブメイン(Byer of Maine)/ バルバドスハンモック

ブラジルスタイルの『バイヤーオブメイン(Byer of Maine)/ バルバドスハンモック』。2人でも寝られるほど大きなサイズ感がこのハンモックの最大の特徴。ベッド感覚でゆったりと眠れます。

価格は少しお高めですが、安定感抜群で質感高く、リゾートホテルなどで使用されているハンモックと同じような極上気分を味わえますよ!

ラ・シエスタ(LA SIESTA) /バーハンモック ダブル

『ラ・シエスタ(LA SIESTA) /バーハンモック ダブル』は、布に包みこまれる一般的なハンモックと違い、広いベッドのようなハンモック。

コロンビアのハンドメイド作品でリゾート感あふれるデザインが魅力!キャンプのリラックスタイムはもとより、自宅のインテリアにもおすすめです。

コットンのような柔らかさを持つポリプロピレン繊維生地「ハマックテック」を採用しており、耐久性、速乾性に優れているほか、日差しによる色褪せにも強いのが特徴です。

ハンモックチェアのおすすめ4選

続いては、座って使用するハンモックチェアを4点ご紹介します!

ロゴス(LOGOS) /Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア

ライター「金山ユミ」撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17540120

ハピキャンライターが愛用する『ロゴス(LOGOS) /Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア 』は、狭いスペースでもハンモック感覚を味わえる極上チェア。

自立式ハンモックほど場所を取らないので、スペースが限られたアパート暮らしにもおすすめ!

ロゴスならではの頑丈な造りによって、お子さんがブランコ感覚で遊んでいても(やりすぎ注意!)壊れる気配はありません。転倒防止ストッパーも付いているので安心して使えますね。

▼こちらの記事でハピキャンライターがレビューしています!気になる方はチェックしてみてくださいね。

KingCamp/ハンモックチェア

軽量なアルミポールを採用した『KingCamp/ハンモックチェア』。頭まで支えるハイバックタイプに加えて、ひざ掛けや枕など快適な座り心地をサポートする機能が充実しています。

人間工学に基いたデザイン設計のため、長時間使用しても疲れ知らず。角度調整もできますので、お好みの角度でリラックスタイムを過ごせますよ。

ビブレ(Vivere)/ ハンモックチェア

全米No.1 のハンモックブランド『ビブレ』のハンモックチェアは、高級イタリア生地の折り込み製法を採用し、柔らかな肌触りと適度なハリ感が魅力。上質な空間作りに打って付けのハンモックチェアです!

人間工学に基づくゆとり設計により、快適な乗り心地と包容感を実現。極上のリラックスタイムのお手伝いをしてくれますよ。

すさび(Susabi) /ハンモックチェア クラシコ

南米コロンビア製の『すさび(Susabi) /ハンモックチェア クラシコ』。他の地域のハンモックと比較すると柔らかく、体へのフィット感が抜群に良いのが特徴です。

ニットのような柔らかな肌触りを持ちならがら、耐久性にも優れているので長く使用できます。

小さなお子さんとの2人使用もOK!ファミリーの新築一軒家にいかがでしょうか?

3WAYハンモックのおすすめ4選

最後に3パターンの使い方を楽しめる3WAYハンモックです!

ロゴス(LOGOS)/3WAY スタンドハンモック

ライター「hayase」撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17527098/p3

まずは、耐久性抜群の『ロゴス/3WAY スタンドハンモック』。アウトドアに馴染むオリーブカラーがオシャレで、自宅でもアウトドアの雰囲気を感じたい人におすすめです!

耐荷重は100㎏と低めの設定ですが、造りはしっかりとしていて安定感は抜群。

ハンガーラックは服を吊るす他、キャンプで引っかけ収納として活用するのもアリですね♪

▼ハピキャンライターがこちらの記事でレビューしています!

GROOVY OUTSTYLE/自立式ハンモック

ライター「あおやん」撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17368796

ハピキャンライターが愛用する『GROOVY OUTSTYLE/自立式ハンモック』は、南国のリゾートテイストが魅力のオシャレな3WAY仕様。

こちらはチェアバージョン。

ライター「あおやん」撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17368796

伸縮性のあるネット生地が体にフィットして、夏でも涼しく快適!手洗いもできるので衛生的に長く使えます。

ライターが設置にかかる時間を計測したところ、なんと2分とのこと!スピーディーに設営できるのも嬉しいポイントです。

▼こちらの記事でハピキャンライターがレビューしています!

シフラス(Sifflus) /3WAY自立式ポータブルハンモック SFF-04

『シフラス(Sifflus) /3WAY自立式ポータブルハンモック SFF-04』は、自宅のインテリアと馴染むハンモックが欲しい方におすすめ!木製スタンドが上質な雰囲気を演出し、贅沢気分を味わえますよ。

耐荷重が100㎏と低めなのが気になりますが、自宅でもアウトドアでも大いに活躍してくれるリッチなハンモックです!

エムアールジー(MRG)/3wayハンモック

カラー展開豊富な『エムアールジー/3WAYハンモック』。ハンモックとチェアの生地に加えて、ポールの色もブラックとブラウンから選択できます。

他と差別できる特徴としては、ネットで3段階、スタンドのフックで2段階のサイズ調整が可能なこと。好みの角度を色々試しながら探してみてください!

ハンモックをゲットしてキャンプや自宅で極上のリラックスタイムを!

ライター「舟津カナ」撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17360477/p2

おすすめのハンモックを21種類ご紹介しました。気になるハンモックは見つかりましたか?

それぞれの特徴を見比べながら、利用シーンやアウトドアスタイルに適したハンモックを探してみてくださいね。

お気に入りのハンモックをゲットして、ハンモックならではの浮遊感や贅沢感をお楽しみください!

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