「とちぎ国体」開幕へ、県内主要駅を装飾 栃木県が設置、JR宇都宮や小山駅

JR宇都宮駅パセオに張り出された「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」の大型ポスター=1日午後0時10分、宇都宮市川向町

 「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」開幕まで1カ月となった1日、県内の主要駅に選手への応援メッセージや大会ロゴをあしらった装飾がお目見えした。今月10日に始まる会期前競技に向け、選手団を歓迎しようと県が設置した。開催機運の醸成も図る。

 JR宇都宮駅西口の駅舎壁面には、縦2.4メートル、横13メートルの横断幕が掲げられた。「超えろ自分。」と奮起を促すキャッチフレーズに大会日程が添えられている。

 新幹線エスカレーターや店舗内には「ようこそ、とちぎへ」のメッセージを施した。店舗のガラス面には、宇都宮市内で開催される競技仕様のとちまるくんが並んだ。

 駅ビルの土産フロアを担当する河田結衣(かわたゆい)さん(29)は「インパクトのある装飾。土産商品と一体となって大会を盛り上げたい」と開幕を待ち望んだ。

 県によると、JRでは小山、雀宮両駅の構内にも掲出した。那須塩原駅では23日から予定している。東武鉄道は東武宇都宮駅のフロアを飾った。

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