広島サミット 宿泊予約センター開設 伊勢志摩で利用は38万人

来年の「G7広島サミット」で、関係者の宿泊手配などを担当する予約センターが1日、開設されました。

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小林 康秀 キャスター
「こちらが、広島サミットの関係者の宿泊予約を差配するセンターです。当初、15人体制で、きょうからスタートです」

センターは、サミット県民会議が委託したJTBなど旅行会社4社が参加しています。最大で30人から40人の担当者が、各国の代表団や日本政府・報道・警備関係者の宿泊受け付けや精算を担当します。

2016年の伊勢志摩サミットでは、あわせて38万3000人。1日最大2万人がセンターを利用していて、今回も同規模か、それ以上が見込まれています。

広島市内の宿泊施設は、1万4000室余りしかありません。センターは、会場から片道1時間半以内の移動を想定し、山口・岩国市から広島・福山市までの宿泊事業者に今月中旬から協力を呼びかける説明会を開くことにしています。

広島サミット県民会議 林田 大地 開催支援課長
「この宿泊施設の関係者への提供は非常に重要だと考えていますので、きょう、こうして設立できたことをうれしく思いますし、今後、サミットの安全安心な開催に貢献できると考えています」

サミット宿泊予約センター 上本 宏 センター長
「円滑な宿泊をしていただけるようにしながら広島サミットの成功に貢献したい」

サミットを通してコロナ後の観光需要も回復を期待されています。

サミット宿泊予約センター 上本 宏 センター長
「サミット終了後も国内・海外から多くの人に広島に訪れていただけるような発信の一助になればと思っています」

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