瀬戸内市、公金8.9万円紛失 窃盗か、警察に被害届提出

瀬戸内市役所

 瀬戸内市は1日、企画振興課内で保管していた公金8万9020円を紛失したと発表した。何者かが持ち去った可能性があるとして瀬戸内署に被害届を提出。同署は窃盗事件とみて調べている。

 市によると、紛失したのは市営バスの運賃収入7万8020円のほか、同課で販売する回数券の収益4千円、釣り銭用の7千円。担当職員が書棚に保管し、棚は施錠していたという。

 1日午前9時40分ごろ、職員が追加の運賃収入を棚に保管しようとした際、なくなっているのに気付いた。

 武久顕也市長は「深くおわび申し上げる。公金の管理体制を見直し、再発防止策の徹底を図っていく」とコメントした。

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