今や世界最高のチャンスメイカーとして知られるようになったケヴィン・デ・ブライネ。彼がマンチェスター・シティにやってきたのが2015年の夏だ。
そしてデビュー戦となったのは9月のクリスタル・パレス戦で、そこで彼は途中出場している。
今回はその試合でプレーしていたマンチェスター・シティのスタメン11名をご紹介しよう。
GK:ジョー・ハート
マンチェスター・シティ所属:2006~2018
現在:セルティック
2006年にマンチェスター・シティへと加入し、ローン移籍を経験してからポジションを掴んだハート。この2015-16シーズンを最後に出場機会を失ったため、トリノへと貸し出されることになった。現在はセルティック所属。
右SB:バカリ・サニャ
マンチェスター・シティ所属:2014~2017
現在:指導者
アーセナルから加入して3年契約を結んだバカリ・サニャ。パブロ・サバレタとともに右サイドバックを担った。退団後はベネヴェントとモントリオール・インパクトでプレーし、現在は指導者として活動している。
CB:ヴァンサン・コンパニ
マンチェスター・シティ所属:2008~2019
現在:バーンリー監督
怪我に苦しみながらもマンチェスター・シティで絶対的なリーダーシップを発揮した伝説のキャプテン。退団後はアンデルレヒトへと復帰し、選手兼監督に就任した。今季からイングランド2部のバーンリーで指揮官を務める。
CB:エリャキン・マンガラ
マンチェスター・シティ所属:2014~2019
現在:無所属
高い身体能力を持ったフランス代表DF。ポルトからマンチェスター・シティに加入し、最初の2年間はレギュラーとして活躍を見せた。2019年にバレンシアへと完全移籍し、その後サンテティエンヌにも所属。ただ今季はフリーエージェントに。
左SB:アレクサンドル・コラロフ
マンチェスター・シティ所属:2010~2017
現在:引退
キャノン砲のような左足のキックを持っていたセルビア代表DF。2017年に退団後はローマへ移籍し、2020年からはインテルでプレー。息の長い活躍をしたあと、今年夏に現役引退した。
CMF:ヤヤ・トゥレ
マンチェスター・シティ所属:2010~2018
現在:指導者
2010年にバルセロナから加入。当時馬が合わなかったグアルディオラ監督とマンチェスター・シティで再会するという奇妙な縁があった。2018年に退団したあとはオリンピアコスへと移籍し、2020年に現役引退した。昨年はウクライナとロシアで指導者をしていたが、現在はフリー。
CMF:フェルナンジーニョ
マンチェスター・シティ所属:2013~2022
現在:アトレチコ・パラナエンセ所属
プレミアリーグで長く屈指の守備的MFとして評価されていたフェルナンジーニョ。時にはセンターバックもこなす守備の職人であった。ロドリにあとを託して今季アトレチコ・パラナエンセへと移籍した。
右SH:ヘスス・ナバス
マンチェスター・シティ所属:2013~2017
現在:セビージャ
2013年にセビージャから加入した右ウイング。イングランドでは4シーズンを過ごし、グアルディオラ監督の下でサイドバックにもチャレンジした。セビージャ復帰後は本格的にディフェンダーへと変貌し、キャプテンとしてチームを率いる存在に。
左SH:サミル・ナスリ
マンチェスター・シティ所属:2011~2017
現在:引退
アーセナルから2011年に加入したフランス代表MF。アイデア溢れるプレーで活躍したが、怪我もあって2016年にセビージャへローン移籍。そのままトルコへ売却されたが、後にドーピング違反で長期の出場停止処分を受けている。昨年現役引退し、このところはふくよかになった姿がチャリティーマッチなどで見られる。
FW:ウィルフリード・ボニー
マンチェスター・シティ所属:2015~2017
現在:無所属
フィテッセではハーフナー・マイクとコンビを組んだコートジボワール代表FW。スウォンジーから2015年に加入したもののあまり活躍できなかった。退団後はストーク、スウォンジー、アル・アラビ、アル・イティハド、NECナイメーヘンでプレーし、現在は無所属。
FW:セルヒオ・アグエロ
マンチェスター・シティ所属:2011~2021
現在:引退
【写真】次はハーランド?「シティの歴代最高ストライカー」TOP10
マンチェスター・シティで長く活躍を続けたアルゼンチン代表FW。親友メッシとのプレーを夢見てバルセロナへ移籍したものの、その後心臓病が再発したことによって現役引退を余儀なくされた。最近はゲーム実況配信者としても活躍している。