<新型コロナ>感染した市長、3日間は発熱・せき・鼻水 4回目接種で「軽症だった。ワクチン効果を実感」

新型コロナウイルスの療養期間が明け、記者会見に出席したさいたま市の清水勇人市長=1日午後、さいたま市役所

 新型コロナウイルスに感染したさいたま市の清水勇人市長は1日、10日間の療養期間を終えて登庁し、市長定例会見に臨んだ。「体調はほぼ回復した。市民の皆さんに大変ご心配をかけましたが、同時に温かい励ましの言葉も頂いた。職員や家族から多くのサポートを受け、深く感謝を申し上げたい」と述べた。

 清水市長は症状について、「3日間は37~38度台の熱が続いた。せき、鼻水はかなり出たが、軽症だった」と説明。4回目のワクチン接種を終えており、「ワクチンの効果を実感した。テレワークの活用について、一歩踏み込む必要性も感じた」と話していた。

 市によると、清水市長は8月21日夜に喉の痛みを訴え、22日に受診し、23日に陽性が判明した。症状が出た翌日から自宅療養し、リモートによる公務を行った。

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