スーパー耐久第7戦鈴鹿でFL5型新シビック・タイプRがHonda R&D Challengeからデビューへ

 9月3日、ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第5戦『もてぎスーパー耐久 5Hours Race』が行われている栃木県のモビリティリゾートもてぎで、ST-2クラスにHonda R&D Challenge FK8で参戦しているシビック・タイプRの柿沼秀樹開発責任者が、トークショー内で11月26〜27日の第7戦鈴鹿に新型のFL5型シビック・タイプRを投入したいとする意向を示した。

 新型シビック・タイプRは、スポーツモデルの本質的価値である“速さ”と官能に響く“ドライビングプレジャー”が両立する究極のピュアスポーツ性能を目指したシビックのピュアスポーツモデル。スーパー耐久第5戦もてぎに先駆けた9月2日に発売がスタートしたばかりで、すでに多くの話題を呼んでいる。

 そんな新型シビック・タイプRが、11月26〜27日の第7戦鈴鹿にHonda R&D Challengeから参戦することになりそうだ。ST-2クラスに挑戦を続けているHonda R&D Challengeは、ホンダが直接関わるモータースポーツ活動ではなく、本田技術研究所と本田技研工業の従業員のうち、モータースポーツに関心をもつ有志からなるプライベートチーム。“ヒトづくり、クルマづくり、モータースポーツの発展”へ貢献することを目指しているチームだ。

 その一員として自らステアリングを握っているのが、シビック・タイプRの柿沼開発責任者。スーパー耐久第5戦もてぎの予選日、柿沼開発責任者はイベントステージで行われたトークショーに出演したが、このなかで第7戦鈴鹿で新型のFL5型シビック・タイプRが「レースデビューします」と公言した。現在レース、そして車両製作を並行して進めているという。

 ホンダがシビック・タイプR発売に合わせて公開された動画でも、F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンを夢中にさせ、インプレッションでもスーパーGTドライバーの伊沢拓也が「本当に気持ちいい」と語るFL5型シビック・タイプRがスーパー耐久でどんな走りをみせるのか、楽しみなところだ。

【シビック TYPE R】新型CIVIC TYPE R Impression Movie

https://youtu.be/vC7gSEfSrlw

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